Story
瓢箪は、古くから人々の生活に密接に関わってきた植物です。
飲み物を持ち歩く際の水筒や、植物の種を入れる容器などとして、軽くて丈夫なひょうたんは便利な植物でした。
そんな瓢箪は日本の伝統的な柄として、たくさんの意味が込められています。
瓢箪は一つの実からたくさんの種が取れるため、子孫繁栄の象徴であります。
また、ものに絡みつきたくさんの実をつけることから、「商売繁盛」の意味もあります。
さらにはその独特な形から、悪いものを吸って外に出さない「厄除け」や「魔よけ」の意味も。特に、6つの瓢箪は「六瓢(むびょう)」、つまり「無病息災」につながるとされています。
こんなにも多くの意味を持つ、珍しい柄です。
日本の大正時代に人気だった瓢箪柄を開花堂では現代風にリデザインしました。
どことなくレトロなのに現代的なデザインは普段づかいにぴったり。
結婚祝いにも、快気祝いにも、また、開店祝いにもふさわしいモチーフです。